「糖尿病治療のエッセンス」の中に 歯周病の項目があります
〇 歯周病は、歯周病原細菌の感染による慢性炎症性疾患で、糖尿病の重大な合併症の一つであり、とくに喫煙者、肥満者、免疫不全者で罹患率が高い。
〇 血糖コントロールの不良は歯周病を悪化させ、歯周病が重症であるほど血糖コントロールは不良となる。歯周病の治療によって、血糖コントロールが改善することが報告されている。
〇 歯周病によるリスクの増加は、歯周病病原細菌自体だけではなく、産生される内毒素によっても影響されるので、局所の抗菌療法を中心とした歯周病治療を勧める。
〇 歯周病治療を行っている歯科医と連携を持つ。
参考 日本糖尿病対策推進会議